水道管凍結防止の注意喚起ツールを配布開始

SBI日本少額短期保険株式会社(本社:大阪市北区、代表取締役社長:井上 久也、以下「当社」)は、水道管凍結対策の周知と徹底のため、今年度も保険契約者へ水道管凍結防止に関する注意喚起ツール(ステッカー・チラシ)の配布を行います。

今年は、太平洋赤道域の日付変更線付近から南米沿岸にかけての海面水温が平年より低くなる「ラニーニャ現象」と呼ばれる気象現象が発生しており、2021年春にかけてこの現象が続くと予測されています。この現象は、近いところでは2017年秋~2018年春にかけても発生していました。

そこで、直近の3年間で当社へ請求があった水道管凍結事故件数を県別に分析したところ、例年の水道管凍結事故は北海道・東北地方に多く発生していますが、ラニーニャ現象の発生した2017年秋~2018年春に限っては、寒波や豪雪の影響を受けて全国的に例年の6倍近くもの水道管凍結事故が発生し、関東・近畿・中国・四国・九州地方にも多くの事故が起きていたことが分かりました。

この冬も、ラニーニャ現象によって偏西風が平年より南に蛇行し、西日本に寒気が流れ込みやすい時期がある見通しです。全国的な寒波や豪雪が発生する可能性がありますので、昨年度は北海道・東北地方を中心に配布していた注意喚起ツールを、今年度は、当社取扱代理店を通じて賃貸物件入居者である全国の保険契約者へ広く配布し、注意を呼び掛けていきます。

当社は、「顧客中心主義に基づく業務運営方針」の下、今後もお客様に対し適切なサービス提供を行い、事故の予防と対策の普及に努めてまいります。

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